ピアノ教室やってますと、色んなハプニングがあります。
教室の飾り物・・・季節を感じる事が出来るものってとても大事です。
ツリーやら🎄何やら・・・小さい生徒さんにとっては
思わず触りたくなっちゃう。そんなもん
触られるのイヤやったら置きません。 どっちかって言うと
触りたくなって欲しい、気持ちが敏感になって欲しい。
玄関にライトアップをしようと思い、丸いライトを置いてみました。
レッスン終わった後・・・ガシャン!
「ムムムッ・・・やったな」
ちょっと足で蹴ってみたくなった生徒さんがびっくりしてる
そりゃそうや、まさか壊れるなんて思ってない。
大体壊そうと思ってないんやから・・・
保護者さんは「わー!」ってそれから怒りそうな雰囲気💢
ちゃうねん!怒るんじゃないねん
”もの“についてのお話せなあかん。こんな時にお話する話があるねんよ
「なぁ〜先ずはこの壊した子(もの)に謝りや、「ごめんね」って一言でええねん。私に謝ってもらっても仕方がない、私は蹴られてないから、痛みもわからんし」
「この人(もの)らも、この家に来た時から覚悟してんねん。
どこに行くかわからんからさぁ〜出入りの激しい家に来た!と思ったら
「その日その日を楽しもう!精一杯がんばろ!何があっても後悔しない!」
って思ってねん。だからな後悔はしてないねんで、ただでも壊した人が
「あぁ〜ごめんね。今度からこういうものを見たらなでなでします」
って感じてくれたら本望や。
大体家族(同じ商品)とは家(倉庫)で今生の別れは済ましとる。
みんな覚悟持って誇り持ってるねんで。
年寄りの多い家に行ったら「あぁ〜穏やかな生活に寄り添おう!」って思うし
賑やかな家に行ったら「わー!楽しそう!よし!がんばってみんなを盛り上げよう!」って思うし
出入りの激しい家に行ったら「限りある命、どんな事が起こっても最後まで
がんばろ!」って思うしな
そういう”もの“の気持ちをしっかりと受け止めやんなアカンねん。
だから最後は「ありがとう!今まで一緒にいてくれておかげで楽しい時間が過ごせました。」
壊したら「ごめんね、今までありがとう。次に来る子はもっと大事にします」
”もの“に命が宿るという考え方は大事な事やで。