ただ今執筆中ピアノの先生のための情報紙「レッスン・プラス・ワン」最新号は「練習してこない生徒さん」について書かせて頂いてます。
ハハハ〜ある意味永遠の課題なのですよ。
それは生徒さんが練習しないというだけではなく・・・
先生方の今までの練習量や経験などからくるものもあります。
だから埋まらない溝みたいなところもあります。
だって今までめっちゃ練習してきた人(いつも丼でご飯食べてる人)
からみたら少しでも練習してる人(子ども用お茶わんでご飯食べてる人)は
ぜんぜんやん! 少ないなぁ〜ってそりゃ感じるわさ
「全然練習してこない」の種類も色々あるのです。
「少しだけしか練習しない」「ちょっとだけしか練習しない」
「好きな曲しか練習しない」「1回しか弾かない」「レッスン行く前にしか弾かない」「弾いてる姿見たことない」
でも・・・言い方替えてごらん?
「少しでも練習する」し「ちょっとだけでも練習する」し「好きな曲があって練習する」し「1回だけでも弾く」し
「レッスン前に弾くと言う気持ちを持ってる」し
「もはやツチノコレベルやけど、続けたい気持ちがある」し
もちろん!お母様方のお気持ちもあります!
「タダとちゃうねんで!」これ私が小さい時母によく言われました。首根っこ捕まえられて、部屋に閉じ込められて2時間練習!って言われて、
カセットテープに10分間の練習テープ流して、本読んでたらある日見つかって、母がカセットテープを玄関から投げて大破したと言うエピソードもあるくらいです。でもさ好きな曲とか気に入った曲は弾いてたよ。
だから・・・
今自分が教える立場に立って考える時・・・
「好き」の瞬間をとらえたいと思っています。
「勉強はせなアカンもん」と子どもさんたちはきちんとそこは考えています。「せなあかんもん」は勉強関係にお任せして・・・
ピアノは「これ好き」「ここ好き」を伸ばしたいと思います。
だから私のレッスンスタイルは欠点や弱い所を直すと言うより
「得意を伸ばす」
好きなところやったら何回でも弾きよ!
それ良いやん!それ上手やから全部それに替えたら?
そして、練習したら誰が良いのか?をはっきりさせる
練習した人にええに決まってるんやから。
そしてむやみやたらに練習しないのも大事ちゃう?
好きな事を見つけて「私これ好きやから」
これをする。これが良い。
を育てるのも大事ちゃうかなぁと感じる今日この頃です。