5月に奈良のコウキ商事様でお話しさせて頂きました「バーナムピアノテクニックいっぱい!活用法!」が好評頂きまして、なんと!ヤマハミュージック広島様での開催が決まりました。
自分でも笑ってしまうほど、テキストが進まない練習方法ですが、そもそもテキストが進むのが
良いことなのか?という疑問が生じます。中身をどれだけ充実させていくか?その中にどれだけのエッセンスが詰まっているのか?その一つひとつに面白さや、楽しさを見出して魅力的に感じてもらう事が、テキストを余す事なく活用することじゃないかな?と考えています。
そして、今の時代に生きる子どもさんがたは忙しく毎日を過ごしていらっしゃいます。
一言「練習してきてね?」では中々取り組む事が出来ないかもしれません。
自分の伝えたいことをしっかりと生徒さんに伝えるためには・・・
完成するまでのステップをいくつか考えていますが、実際に生徒さん自身に定着するまで
時間がかかります。「バーナム・ピアノ・テクニック」を利用して、理想的な練習方法の
練習をするという考えで行っています。こちらが伝えたいことを相手に伝わる時は
こちらが意図した成果を本人が実感した時しかないのです。チャンスはそこだけ!だったら
そのチャンスを沢山作るしかないのです。
「ゆっくり弾く練習したらできるようになった!」「短いフレーズを繰り返して練習したらできるようになった!」「音の型をよく見たら、簡単に感じた!」「指使いを決めて弾いたらすぐに出来るようになった!」これらの実感が」あるからこそ、次にもそうしよう!に繋がっていくのだと思います。
ピアノの練習ってなんやかんや言っても「コツコツとはたらきアリさん」になるしかないのですが
初めから「はたらきアリさん」の人はあまり見かけませんよね・・・私はどちらかというと「キリギリスさん」タイプなので、観念するのに時間がかかりましたよ〜〜
だから「はたらきアリさん」になるための修行が必要なんだと思います。時間をかけて
「あぁ〜こういう練習しないとダメなんやなぁ〜」という「観念」がピアノには大事なんだと思います。
それに最適なテキストとして「バーナム・ピアノ・テクニック」をご紹介したいと思います。
【曲が完成するまでのステップ】
練習計画を立てる毎回の練習前に、どの部分を重点的に練習するかを決めておきましょう。
セクションごとの練習(部分練習は最初から)長い曲を一度に通して練習するのではなく、セクションごとに分けて練習することで、細かい部分に集中しやすくなります。
遅いテンポから始める新しい曲や難しい部分は、まず遅いテンポで正確に弾けるようにしましょう。徐々にテンポを上げていくことで、ミスを減らし、確実に習得できます。
反復練習特に難しいフレーズは繰り返し練習することで、指の動きを記憶させましょう。ただし、短時間で集中して行うことが重要です。
フィンガリングの確認正しいフィンガリングを確認し、一定に保つことが大切です。最適なフィンガリングを見つけ、それを徹底することで、スムーズな演奏が可能になります。
メトロノームの使用メトロノームを使ってリズム感を養い、一定のテンポで弾けるようにしましょう。特にテンポの変わりやすい部分や、リズムが難しい部分で役立ちます。
イメージトレーニング実際に弾く前に、頭の中で曲の流れや指の動きをイメージすることで、指の動きをスムーズにすることができます。これにより、練習の質が向上します。
定期的な休憩長時間連続して練習するよりも、短時間集中して練習し、適度に休憩を挟むことが効率的です。集中力を保ちながら練習ができます。
目標の設定と達成具体的な目標を設定し、それを達成するためのステップを明確にすることで、練習の目的意識が高まり、効率よく進めることができます。毎回の練習で小さな目標を達成していくと、モチベーションも維持しやすくなります。